周年記念の会は、お迎えする方の顔ぶれから決まります
秋に周年記念の会をお考えの方から、夏の終わりにご相談をいただくことが増えます。会場を押さえ、ご案内状の文面を考え、当日の進行を組み立てる。その中で料理は、最後に決まることが多いものです。
けれど私たちは、料理を最後に足すものとは考えていません。周年の会でお迎えするのは、これまで一緒に歩んでこられた方々です。その方々にどのような時間を過ごしていただきたいか。そこが決まると、料理も、提供の形も、自然に決まっていきます。
お迎えする方の顔ぶれから伺います
最初に伺うのは、当日どなたをお迎えになるかです。長くお取引のある方が中心なのか、これから関係を深めたい方をお招きになるのか。世代の幅はどれくらいか。遠方からお越しになる方はいらっしゃるか。
顔ぶれが分かると、立食がよいのか、着席がよいのかが見えてきます。ご挨拶や表彰のお時間が長い会であれば、手に持ったまま無理なく召し上がれるものを増やします。久しぶりに顔を合わせる方が多い会であれば、皿を取りに行く動きそのものが、会話のきっかけになります。
会の目的が、料理の役割を決めます
周年の会には、感謝をお伝えする会もあれば、次の年に向けた姿勢をお見せする会もあります。感謝をお伝えする会であれば、落ち着いて話せる時間を長く取れるように組み立てます。これからの姿勢をお見せする会であれば、その年を象徴する食材や、これから力を入れていかれる地域の産品を軸にすることもあります。
どちらの場合も、料理が主役として前に出すぎないようにします。周年の会の主役は、お迎えする方と、そこで交わされる会話です。料理はその時間を支えるものだと考えています。
会場の設備は、分かる範囲で構いません
ご相談の際、厨房や電源の有無が分からないというお話をよくいただきます。分かる範囲で問題ありません。設備のない会場でも対応できますし、必要であれば会場のご担当者へこちらから確認いたします。
搬入口の広さ、エレベーターの有無、当日使えるお時間。こうしたことは、私たちが伺えば済むことです。ご担当者にお願いしたいのは、どのような会にしたいかを聞かせていただくことだけです。
ご相談をいただく時期について
秋の周年記念の会は、夏のうちにご相談をいただけると、食材の手配にも当日の体制にも余裕が生まれます。会場や日程がまだ確定していない段階でも構いません。どのような会にしたいかというお話から、ご一緒に考えます。
シェフ小清水が、会の目的を伺うところから承ります。